不妊治療で起こりがちな夫婦喧嘩!原因や乗り越え方は?

妊活

不妊治療をして赤ちゃんを迎えている夫婦のすべてが順調に不妊治療を乗り越えているわけではありません。多くの壁にぶつかり、悩み励まし合いながら治療に励んでいると言えるでしょう。不妊治療中の夫婦に多いのが、夫婦喧嘩の悩みです。不妊治療中の夫婦喧嘩の原因や乗り越え方を紹介します。

スポンサーリンク

不妊治療中に多い夫婦喧嘩、内容と原因は?

不妊治療中の夫婦に多い夫婦喧嘩、「こんなにケンカが多いのは私たち夫婦だけなんじゃないかな?」「こんなにケンカばかりしていて、不妊治療がうまくいくのかな?」そんな風に感じてしまうことも多いもの。ありがちな夫婦喧嘩の内容とその原因を考えてみましょう。

夫が不妊治療について真剣に考えてくれない

不妊治療中の夫婦喧嘩の内容で圧倒的に多いのが、「夫が不妊治療について真剣に考えてくれない」というものです。

「焦るなよ」
「そのうちできるよ」
「お医者さんが問題ないって言ってるんだから良いんじゃないの?」

これらの言葉にイラッときたことがある方も多いのでは?不妊治療を考える前にはさらっと受け流せた夫の何気ない言動も、不妊治療をはじめると心に刺さってくるというのも珍しいことではありません。

夫が不妊治療について真剣に考えてくれないという内容で夫婦喧嘩になってしまう原因は、2パターンが考えられます。ひとつは、夫の不妊治療への不理解です。不妊治療について知識が浅く、楽観的に捉えすぎていることが考えられます。

もうひとつは、不妊治療についての知識があり、妻を励ますつもりでかけた言葉が逆効果になっているケースです。これは、男女の考え方の違いに原因があります。不妊治療についての知識はあっても、女心への理解度が足りないと言えます。

たとえば、上記のような言葉は、夫は「妻をリラックスさせてあげるつもり」で言っている可能性があります。しかし、辛さや不安を共感してほしい女性は、上記のような反対意見とも捉えられるような言葉をかけられると、夫がまるで他人事を話しているかのような気持ちになります。

夫が不妊治療に真剣に取り組んでくれない

夫が不妊治療に真剣に取り組んでくれていないように感じるということも、夫婦喧嘩にありがちです。たとえば、排卵日だから早く帰宅してほしい旨を伝えていたのに、酔っ払って帰ってきたり、残業を入れて帰宅が遅かったりというのは、子供をもうける気がないのかと思ってしまいますよね。

ほかにも、インスタントラーメンやファーストフードなどジャンキーなものばかりを好んで食べたり、タバコをやめてくれなかったりするのを見ると、不妊治療に真剣に取り組んでいるようには感じられないという意見もあります。

夫が不妊治療について真剣に考えてくれないというケースと同じく、夫の不妊治療への知識の浅さが原因になっているケースも少なくありません。知識が浅いため、どのように取り組んだら良いか分からない夫、排卵日の重要性を理解していない夫などが、妻の気持ちを逆撫ですることになります。女性は男性よりも現実的で、女性よりも男性のほうがロマンチストだというのを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

排卵日を協調しすぎると夫婦生活に前向きになれないという夫も少なくありません。男性のそういった本質も、不妊治療中の夫婦喧嘩の原因のひとつになることがあります。

もう1点、実は隠れている原因があります。それは不妊治療を続けるなかで、経済的に我慢することが多いということです。不妊治療はまとまったお金が必要になり、その額も決して安いものではありません。そのため、それまでの趣味を諦めたり、生活に制限をかけたりしている夫婦が大半です。不妊治療でかかる費用の捻出のために行動を我慢していることがあると、「飲みに行くことくらい許してほしい」「食べ物くらい自由にさせて」などの気持ちが、夫の一見わがままに見える行動につながっていることがあります。

治療をすすめることに積極的でない

不妊の原因は夫婦によってさまざまで、治療もはじめから「これ!」といった方法がすぐに見つかるわけではありません。AがだめならB、BがダメならCといったように、治療がステップアップしていくのが一般的です。治療がステップアップするたびに、夫が不満そうな言動をしたり、不妊治療をすすめることに前向きで内容な態度をとったりすることで、夫婦喧嘩が始まるというのもよくあります。

「体外受精は嫌」
「顕微授精までしなきゃいけないの?」

こういった言葉を躊躇なく放たれると、子供が欲しいと思っているのは、自分だけなのではないかと、寂しい気持ちになる方が多いのではないでしょうか。

治療をすすめることに前向きでないのは、夫の不妊治療疲れが原因です。不妊治療をすること自体に疲れているというよりも、不妊治療で治療をすすめる都度、決して安くはない治療費がかかってしまい、そのために節約や経済的なプレッシャーがかかることに疲れてしまう人が多くいます。

女性は不妊治療を続けると、肉体的なプレッシャーが大きく、トンネルの中を手探りで歩いて出口を探しているかのような気持ちになる人が多くいます。男性の場合も同じような気持ちになりますが、経済的な内容に対する精神的なプレッシャーが大きく、治療をすすめることが怖くなる傾向があります。

スポンサーリンク

不妊治療で夫婦喧嘩!解決法はあるの?

不妊治療は、不安や焦りが大きくストレスのかかるものなので、夫婦喧嘩が絶えないという夫婦もたくさんいます。しかし、夫婦の子供がほしいためにスタートしたはずの不妊治療が原因で夫婦喧嘩を繰り返してしまっては、本末転倒だと言えます。解決するにはどうしたら良いのでしょうか。

明るい雰囲気で話し合う

不妊治療をしていると、どうしてもホルモンバランスの変化などでイライラしたり感情的になったりしてしまいがち。しかし、大事なことだからこそ冷静に話し合うことが大切です。男性は、女性から冷静に現実を突きつけられると、まるで母親から叱られている子供のような気持ちになってしまう人も少なくありません。話し合うときは、ひと呼吸おいて、明るい雰囲気で話すことがポイントです。

体のこと、不妊治療についてどう思っているのか、今日の診察の内容など、小さなことでもお互いが話し合うことで気持ちのすれ違いが防げます。

してほしくないこと&してほしいことをハッキリ言う

例えば、前述した不妊治療中に多い夫婦喧嘩について、「そのうちできるよ」という言葉は、女性にとっては男性の無責任さを感じてしまうひとことですが、男性は励ますつもりや妻をリラックスさせるつもりで発しているため、妻がなぜ激怒するのかが分かりません。

「そのうちできるよは、励ましではなく無責任な発言に聞こえてしまうので、やめてほしい」「そのうちできるよではなく、今回のことは辛いけど、次チャレンジしようと励ましてほしい
など、してほしくないことと、してほしいことを具体的に話すと効果的です。

夫を頼って知識を身に付けてもらう

不妊治療をスタートしたときに、深く知識を身に付けようとするのは、圧倒的に女性に多いものです。男性はクリニックで言われたことくらいしか理解しようとしてくれないというのは、よくある話。なかには、不妊治療のことを自分で調べて学んでほしいといっても、むしろ不妊治療の情報から逃げ出すようなことをしてしまう人も。男性は基本的に女性よりもロマンチストで非現実的なので、現実と向き合うことが苦手という人が多くいます。

夫にもっと不妊治療について知識を身に付けてほしいと思うときは、自分の知っている知識を夫に話して理解を促そうとしてしまいがちですが、真摯に耳を傾けてくれる人はそう多くはいません。そんなときには、「自分ひとりでは間違った理解をしてしまうかもと思って不安なので、一緒に読んで難しいところを教えてほしい」や「〇〇って書いてあるんだけれど難しくて理解できないから、どういうことか教えてほしい」と、夫を頼るフリをして、夫が自ら学ばなければいけない環境を作って、強制的に学んでもらいましょう。

夫が自分で少しでも調べてくれたら、すかさず「ありがとう」を言います。「たったそれだけ?」「それは違う」「そんなことも知らなかったの?」と言いたいことがたくさん出てくることもありますが、ぐっとこらえて「ありがとう」を重ねることで、不妊治療に協力的でない男性も少しずつ協力的になってきますよ。

スポンサーリンク

夫婦喧嘩の大きな原因となりがちな経済的な問題は共通意識の確認を

不妊治療は赤ちゃんを授かることが望むゴールですが、残念ながら必ずしもすべての人がそのゴールを迎えられるわけではありません。女性が不妊治療を出口の見えないトンネルをさまよっているように感じるのと同じく、不妊治療にかかる費用がゴールのないものに思えて、プレッシャーに感じる男性も少なくありません。

ふたりで話し合い、先にとりあえずの不妊治療のゴールを決めておくと、経済的なプレッシャーを少なくできます。「〇歳まで」「〇回の体外受精まで」「〇〇万円まで」など、ふたりで一度区切りを決め、その区切りになったときに、改めて今後の不妊治療について話し合うようにすると経済的な問題での夫婦喧嘩が少なくあるはずです。

赤ちゃんがほしいという気持ちを大切に

ふたりの子供が授かりたいから始めた不妊治療ですが、不妊治療を始めたら夫婦喧嘩が増えたという夫婦も珍しくありません。なかには不妊治療が原因で離婚してしまうこともあります。不妊治療はできるだけリラックスして夫婦が笑顔で取り組みたいもの。「ふたりの赤ちゃんがほしい」という気持ちをお互いが日々見つめ直すことが大切です。夫婦喧嘩をゼロにすることはできなくても、少し減らすことはきっとできるはずです。まずは、ふたりで落ち着いて話し合うことからはじめてみましょう!

コメント